それは、死に対する強烈な恐怖心だけの個人的な妄想が顕在化しただけではなかったのか。
宗教と人生 E-テレ 13:00 - 14:00 2023/11/25 (土)
が放映されていたので、視聴したのは、恐らく3回目・・・
特に、私のような凡夫が阿弥陀仏など、大層な佛さまの慈悲が得られるとも考え難いですしね。
鰯の頭も信心から
を明治学院大学宗教学部仏教学科名誉教授は仰られていらっしゃったが・・・。
勿論、
鰯の頭も信心から
は、良くない例え話として、引用為されていらっしゃったのが・・・
特段、
人間は、
意味もなく生まれ、意味もなく死ぬのである
と結論付けるより他ない。
人生に意味を持ちたいのは、人間として生を受けた以上は、情の問題であって、理知的な人間の問題ではなかろう。
理知的に生きることは無味乾燥とした人生行路であり、情動とは抑々、移ろいやすく、変化に激しい、人間の性であろう。
数理的に此の世を解明できたとしても、此の世は無味乾燥とした、殺伐した社会の到来でもあり、
人間に生の本来性を教え込むにしては、人間の寿命は有限で又、命も短い。
唯、無常の世は此処にあるだけである。
以上