徒然なる儘に ・・・ ⑤

心機一転、新たにブログ再開です💕 雑談を書くことも多いですけれど・・・(主に、電子ゲーム・ネタ💕)、残りは【新聞記事】にコメントを入れています💕

折々のことば:2903 鷲田清一 2023年11月7日 5時00分

 一人が一度に背負う悲しみには限界があります。だから仲間が一緒に引き受けて、一人の深い憂いに寄り添うの。

 石井哲

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 人は死んだら終わりではない。同じ時間を過ごした仲間が覚えていてくれるなら、その人はまだ居る。年に一度開く「偲(しの)ぶ会」も、だから各自が背負う悲しみを共に乗り越えてゆく集いなのだと、元小学校教員は言う。そうして欠けた三日月のような自分を満月にしてゆくのだと。石井と中国新聞社の共著『102歳、一人暮らし。』から。