あの日本の精神科医の大家、故・中井久夫氏が自己の診断に自信を喪失されたと、逸話に成っている、米国精神医学会の大家、ハーマン氏の自己の苦とクランケの苦との相違

外傷体験に固執することが儘、多いようでは、クランケの治療は完全ではない。

クランケの外傷体験となった、舞台やその登場人物を口にすることが無くなっていくことがクランケの精神治療の寛解なのだ

と

宗教的に盲目となることはクランケの治療効果として、クランケが自由を得たのではない。

クランケが固執しているようでは、外傷体験が消失したとは言えないであろう。

米国精神医学会の大家、ハーマン氏は語っていらっしゃる。