徒然なる儘に ・・・ ⑤

心機一転、新たにブログ再開です💕 雑談を書くことも多いですけれど・・・(主に、電子ゲーム・ネタ💕)、残りは【新聞記事】にコメントを入れています💕

(天声人語)カンニングとひみつ道具 2024年5月17日 5時00分

明日のテストで0点になるのは、どうしても避けたい。のび太は、タイムマシンで1週間後の出木杉くんの部屋に忍び込む作戦をたてる。返却された100点の解答を写せばいい。藤子・F・不二雄さんの『ドラえもん』である

 

▼ところが部屋へ行くと、もう一人の自分が現れ、こう説く。「他人の答案をみて百点とろうなんて。セコいこと考えるなよ」。のび太は言い返す。「出木杉の答案をみるしかぼくの生きる道はないんだ」。心の中の天使と悪魔。葛藤が彼にもあっただろうか

 

▼男子受験生が早稲田大の入試で不正に使ったのは、ひみつ道具さながらの「スマートグラス」だった。カメラや通信機能付きのメガネで問題を外部に流して、他人が解いた答えを書き込んだ。入試を妨害した疑いで書類送検された

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▼「国立大に落ち、ほかの大学も落ちることが不安で思いついた」というから、浪人生活を重ねた末かと思えば、当時は高校生だったという。何が愚行に駆り立てたのだろう。もう道がないと思ってしまったのか

 

▼『ドラえもん』のその後を伝えたい。結局、のび太はやれるところまでやるしかない、と思い直す。ドラえもんが取り出した道具は「時門(じもん)」。水門のように時の流れをゆっくりにする。徹夜で勉強してテストは65点。「自分だけの力でここまでやれた」と、のび太は泣いた

時門

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (2022/08/09 04:02 UTC 版)

ドラえもんのひみつ道具 (しは-しん)」の記事における「時門」の解説

時門(じもん)は、「時門で長〜〜一日」(てんとう虫コミックス31巻収録)、「のび太0点脱出作戦」(てんとう虫コミックス37巻収録)、大長編ドラえもん のび太と緑の巨人伝」に登場する。 水門のような形をした道具で、この門を閉めておくと水門水流せき止めるように時間の流れせき止められてゆっくりと流れるようになる。たとえば門を3分の2ほど閉めておけば、人間5、6時間ほど動き回って時計の針30分しか動いていないといった状態になる。効果全世界に及ぶようである。生物動作速度変わらない。 テレビアニメ第2作第1期では、水門を開くと溜めたが強い勢いで流れるように、余り長く時間せき止める開放直後時間速く流れる。 「ドラえもん のび太と緑の巨人伝」では漫画版のみ登場し、完全に閉め切る全世界時間が完全停止してしまい、さらに使用者以外の生物物体静止してしまう。映画では代わりにタンマウォッチ時間止めているため登場しない。 ドラえもんこの道具を一度借りていた会社返しているのだが、後にまた使用している。

※この「時門」の解説は、「ドラえもんひみつ道具 (しは-しん)」の解説の一部です。
「時門」を含む「ドラえもんひみつ道具 (しは-しん)」の記事については、「ドラえもんのひみつ道具 (しは-しん)」の概要を参照ください。

 

▼青年よ。てんとう虫コミックスの第37巻をどこかで手にとってほしい。ひみつ道具はないけれど、やり直す時間は、まだたっぷりある。

 

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