徒然なる儘に ・・・ ⑤

心機一転、新たにブログ再開です💕 雑談を書くことも多いですけれど・・・(主に、電子ゲーム・ネタ💕)、残りは【新聞記事】にコメントを入れています💕

2024年8月29日(木) きょうの潮流

2024年8月29日(木)

きょうの潮流

 近所のスーパーから米が消えて久しい。少しばかり入荷してもすぐに売り切れ。いつまで続くのかと店員に聞けば、こちらも分からないと困り顔に

 

▼新米の流通で徐々に回復していくとの農水省の見通しもあてにならないと、疑念を抱く店員。米を求めてスーパーをめぐる姿も多く、まさに「米難民」のありさまです。主食の米が手に入らない緊急事態なのに、政権党が総裁選にかまけている場合か

 

 

▼すでに米不足は夏前から指摘されていました。6月の国会では共産党紙智子議員が仕入れ価格の高騰と米不足を迅速に解決するよう政府に求めています。ところが農水省は「ひっ迫しているとは考えていない」と国民の悲鳴を聞き流してきました

www.sangiin.go.jp

 

 

▼要因には猛暑の影響や急な需要増などがあげられています。しかしもとはといえば、米の需給と価格の安定に責任をもたず、市場任せにしてきた自民党の農政が根源にあります

 

▼過去にも「米騒動」はくり返されてきました。93年には冷夏と長雨による供給不足タイ米を緊急輸入。コロナ禍では大幅な需要減で価格が下落し、農家が存続の危機に陥りました。気候や情勢の変化に振り回されず、安心して米作りができ、安定して米が食べられる。それこそ政治の責任です

 

 

 

▼戦前の米騒動の先駆けは、世直しを求めた女性や労働者のたたかいから社会に広がりました。シベリア干渉戦争に伴う米価高騰に立ち上がった民衆は時の内閣を退陣に追い込むまで。いまの自民党政治への怒りもそれに通じるか。

 

シベリア干渉戦争の目的は何ですか?
 
ロシア革命に対してイギリス・フランス・アメリカ・日本など列強が反革命勢力を支援する軍隊を派遣し、革命を妨害しようとした戦争。