徒然なる儘に ・・・ ⑤

心機一転、新たにブログ再開です💕 雑談を書くことも多いですけれど・・・(主に、電子ゲーム・ネタ💕)、残りは【新聞記事】にコメントを入れています💕

きょうの潮流 2023年11月24日(金)

 公式の帳簿に記載しない、自由に使えるように不正に蓄えた金銭。正式の金額とは別に陰で相手につかませる金銭。広辞苑で「裏金」を引くと、こんな説明が記されています

 

▼ほかの辞書にも、取引の裏で内密にやりとりする金銭、相手にこっそりわたすお金などとあります。表には出したくない、やましい金。そこに新たな説明が加わるかもしれません。「自民党の代名詞」と

 

▼首相が会長の岸田派をはじめ自民党の主要5派閥が政治資金パーティーの収入を収支報告書に記載していなかったことについて、裏金づくりではないかとの指摘が相次いでいます。この問題を東京地検に告発していた神戸学院大上脇博之教授も「毎年同じようなことがくり返され、裏金疑惑もある」といいます

 

自民党の金集めの慣習となってきたパー券。政治資金規正法には抜け道も多く、党全体の金の出し入れのずさんさ、罪の意識も希薄になっていたのではないか

 

▼捜査の手が伸び国会でも追及され、政権をゆるがす問題に。そのきっかけは「しんぶん赤旗」日曜版のスクープです。パー券の大口購入者の名前を自民党の派閥が脱法的な手法で収支報告書に記載せず隠していたことを調べあげ、1年前に報じていました

 

▼パー券をふくむ政治と金の問題は、本紙とともに共産党が徹底してとりあげてきました。それは闇でうごめく金が癒着の温床となり、政治がゆがめられるから。裏金によって機能するような党に、まっとうなくらしがみえるはずがありません。