東経135度の子午線が通る兵庫県の明石市には、日本で最も古い現役のプラネタリウムがある。旧東ドイツ製の投影機で高さ約3メートル。映し出される満天の星が、1960年の稼働開始から多くの人を魅了してきた。毎年この時期は大掃除をすると聞き、訪ねてみた
郷冨佐子
▼「この1年、よく働いてくれました。まだまだ使えます」。市立天文科学館の館長、井上毅(たけし)さん(54)は笑顔で言った。
今年はプラネタリウムが欧州に誕生してから、100年の節目である。古参の投影機は注目を集め、大活躍だったそうだ
▼脚立に登った職員たちが、パタパタとモップを使い、機器のほこりを払う。隙間にたまった塵(ちり)も、丁寧に取り除く。黒く光る金属は無言だが、どこか誇らしげで、気持ちよさそうに見えた
▼掃除の合間に少しだけ、投影を拝見した。夕刻の空に一番星がのぼり、天上に瞬きが満ちていく。漆黒の闇に浮かぶ光は何とも穏やかで、控えめだ。いまの世の暮らしからは消えつつある暗闇と、ほのかな輝きが心地よい
▼人はなぜ、プラネタリウムにひかれるのだろう。唐突な問いだが、井上さんは真剣に答えてくれた。「ここで美しい星を見ていると、自分が宇宙のなかにいて、宇宙の一部であって、それがいかに奇跡的であるのかを思うからではないでしょうか」
▼狼星(シリウス)はまさに爛々(らんらん)たり、
郷さんが今日の担当執筆者さんかどうかは定かではないのですが・・・
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でしょうか。
コメディ
と断ったのですが。コメディをコメディとは思われず、逆にそういう戦争遂行などいう狂気の社会現象にコメディとは何事か❓
と
お叱りを受けるのは当然だと想われますが・・・。
私の不徳の致すところでしたが・・・
と作家の中島敦は漢詩に詠(うた)った。凍夜、疎林の上、悠々たり世外の天。ときが光のように過ぎ去る年の瀬に、しばし思いを悠久の彼方(かなた)へと飛ばす。