徒然なる儘に ・・・ ⑤

心機一転、新たにブログ再開です💕 雑談を書くことも多いですけれど・・・(主に、電子ゲーム・ネタ💕)、残りは【新聞記事】にコメントを入れています💕

きょうの潮流 2024年5月2日(木)

2024年5月2日(木)

きょうの潮流

 労働とは何か。それは「人と幸せをつなぎとめる蝶番(ちょうつがい)」。経済活動は人間の営みであり、人が不幸になってしまえば経済の名に値しない―

 

▼今も国民を苦しめる経済政策を「アホノミクス」と批判した浜矩子(のりこ)さんが訴えています。労働は本来、生活の安定や自己実現の可能性、社会とのつながりをもたらす。そうなっていないのは野生化した今日の資本と政治の魔の手があるからだと(『人が働くのはお金のためか』)

ja.wikipedia.org

 

▼やりがいの搾取やフリーランス化の勧め。21世紀の搾取と疎外の本質は、低賃金でも、自分たちが労働の「自由な領域」に達しているという幻想を抱かせることにある。労働観や働き方の変遷をたどりながら、浜さんは「見えない搾取の構図を暴くことが課題」だといいます

 

▼資本の側がもくろむ労働者の分断や孤立は深刻な状況です。そのなかで、どう団結をはかるか。雨中のメーデーは、たたかう仲間の連帯を示しました。自分たちの手で人間らしい働き方や社会に変えようと意気高く

 

▼労働のあり方を問うテーマに浜さんが重ねたマルクス資本論。そこには先日、志位議長が学生向けに講義した

「人間の自由」

が展望されています。ほんとうの「自由の領域」とはどこにあるのかと

 

資本論の内容とは?
 
しほんろん【資本論

一八六七~九四年刊。 唯物史観の立場から、資本主義社会の経済的運動法則を労働力の商品化を基軸として構造的に解明した書。 生産過程における剰余価値の法則、資本の再生産と流通、資本主義的生産の問題を分析。 資本主義から社会主義への生産様式の推移の必然性を明らかにし史的唯物論の立場を立証している。

 

 

▼働く人びとが低賃金や長時間労働にあえぎ、貧困と格差が拡大し、地球の存続さえ危うくさせる資本の横暴。それを転換し、人を幸せにできる経済活動をともにつくろう。過去と現代の経済学者が、21世紀の労働者たちに呼びかけています。