徒然なる儘に ・・・ ⑤

心機一転、新たにブログ再開です💕 雑談を書くことも多いですけれど・・・(主に、電子ゲーム・ネタ💕)、残りは【新聞記事】にコメントを入れています💕

(天声人語)空き家の電気代 2024年6月1日 5時00分

きょうから6月。物価高のいま、私が一番恐れているのは夏場の電気代である。2年前、急に上がった請求額にショックを受けた。その後は必死の節電と政府の補助金のおかげか、ほぼ元に戻った。だが、補助が終了する影響で、今月使用分から電気・ガス料金が値上がりするという

 

米国と日本は太平洋を通じて、電気を有線で送るような設備はありませんから。現代文明では、電気の送受信は、有線ではないと、実現できませんので。

 

売電大統領も日本に電気を売りつけることはできないでしょうね。

 

 

▼日々の買い物でも嘆息するなか、さらなる出費は痛い。熱中症が心配で冷房はやめられないし……。暗い気分でいたところ、数年前に両親を続けて看取(みと)った友人の話に驚いた。空き家になった実家の電気代を今も払っているそうだ

 

 

▼防犯のため、空き家だとわからないように玄関などが自動点灯するという。毎月空気の入れ替えに行き、掃除をする際にも電気を使う。月2千円ほどかかるが、まだ解約するつもりはない。思い出の詰まった遺品の整理はなかなか進まないのだとか

 

 

▼同様に空き家を抱えた同僚にも聞いたが、やはり電気を止めていない。空き家の分まで負担したら、今回の値上がりはさらにきついだろう。電気以外に水道代や固定資産税などもかかる

 

 

総務省によれば、全国の空き家は900万戸にのぼる。うち385万戸は使用目的がなく、倒壊や不法投棄などが懸念される。維持管理は欠かせないが、自宅から遠いほど行く回数が少ないとの調査結果も

 

 

少子高齢化が進む社会で空き家は増え続ける。電気を止めないことが、かつて暮らした家へ足を運ぶ後押しにもなっているかもしれない。空き家の数だけ、家族の歴史があるのだ。