横浜総鎮守として知られる伊勢山皇大神宮(横浜市西区)は4日、新年の平穏や幸運を願う参拝客らでにぎわい、絵馬に願い事を書く姿などが見られた。
「第一志望の高校に合格できますように」「被災地が早く復興しますように」「今年はもう災いが起きませんように」。同宮には元日から約17万人が訪れたといい、この日は受験シーズンの到来を前に、学生などのほか、能登半島地震の被災者などに思いを寄せる人たちの姿があった。
26人の陸上部員と参拝に訪れた高校1年生(16)は「大会で新記録を残せるようにと願いました」と語り、娘(5)と訪れた愛知県の女性会社員(36)は「少しでも多くの人が飢えず、寒くなく、過ごせたらと祈りを込めて絵馬を書きました」と話した。(木村 陽香)