女性を買わないようでは、職場の人間関係に支障を来す職場体験が社会に出た時の最初の体験だったので、
これは、もう、駄目でしょ。
という絶望が段々、私を襲うようになってきたのだと想うけれどね。
詰まり、コマツの小山工場油機製造部工作課の人間の大多数が女性とは肉体的な接触のみが女性を知ることであり、
そこには、一夜を共にした体験のみが、コマツの人間と正常な人間関係を結べる、唯一の手掛かりであり、女性の精神性は御座なりにしている、そういった、学生時代には見受けられない、環境の違い過ぎる、過酷な体験が徐々に私の精神を蝕んでいったのだと想うけれどね。
私は両親とも、子育てに熱心な親だったし、
言い過ぎかもしれないけれど。
コマツの人間って、機械メーカーであるだけに、禄な親に育てられていない人間が数多多かったのも、油機製造部の人間たちではなかったかしらね・・・
そういった、情の薄い人間の中で、揉まれた体験も勿論、学生時代にはなかったので、そういった、環境異変に私の精神は蝕まれていったのだと自己分析するけれど・・・。
後、永瀬と競争していた経緯もあってか、大学時代には、80キログラムの体重があったところを僅か数か月で、50キログラムに体重が激減した経緯も更に、精神の異常さに拍車を掛けていったのだと私は自己分析しますけれど・・・