かつて琉球王国を彩った文化財は、近代以降、悲運に見舞われた。王族である尚(しょう)家が持っていた歴史書などは明治政府に押収された後、関東大震災で燃えてしまった。沖縄で難を逃れていた美術品なども、地上戦で灰となってしまった
▼戦後、それらを復元するのに貴重な手がかりとなったのが、研究者の鎌倉芳太郎が残した膨大な資料である。戦前に沖縄を訪れ、首里城や工芸品、歴代国王の肖像画である「御後絵(おごえ)」などを写真に収めていた
▼惜しむらくは、写真はモノクロだった。描かれた王は、何色の服をまとっているのか。冠の宝石は深い海の色か、輝く太陽の色か。沖縄の美(ちゅ)ら島財団は、同時代の絵画の顔料分析などから色を推定し、最新技術をつかって絵を復元してきた
▼まさか、答えあわせが出来るとは。関係者の誰も夢想していなかっただろう。第18代尚育(しょういく)王の「御後絵」などが先日、米国で見つかった。沖縄戦の戦利品だったのか。退役軍人の家の屋根裏部屋にあったという
▼王がまとっていたのは、じつに鮮やかな紅の地に金の刺繍(ししゅう)の服だった。「鳥肌がたつ思いでした。色が復元とほぼ合っているのにもホッとしました」と財団の幸喜淳(こうきあつし)・琉球文化財研究室長は語った。沖縄に戻るまでに、79年の歳月を要した
▼土地の人々が大切に守り続けてきたものが、戦争でうばわれる。アフガニスタンの仏像、シリアの古代都市遺跡……。ウクライナやガザも同様だろう。人間は愚行を止める手立てを、いまなお知らない。
天声人語の筆者様
あなた様に真実の鏡をお持ちで未来を予見できる何かしらの超越的な能力がおありだとは前々から気づいていましたが・・・。
天声人語と言えば、大学受験に出題されるほどの名文章。
そうです。
私が、尚育の生まれ変わりだと、よく気づかれましたね。
何も御持て成しできませんけれど。
琉球が再び、戦禍の焔で焼き焦がれないことを切に願う次第です。
平成時代は全く、自殺の危機到来時代
令和時代に至って、命の危険性は薄まったものの。日本国憲法は風前の灯でしょうね・・・。
天声人語の筆者様であれば、第九条が蹂躙されることはご承知
日本共産党の新聞赤旗の潮流氏さえ、お手上げだと唸っていらっしゃるご様子
九条実美氏は、5月3日に死去
外川氏のお父上は、海上自衛官のお偉いさんで、同じく5月3日に死去
ぐっと、ゴミに甘んじますけれど。
らららではゴミ捨て当番をしていますけれど。職員さんから停められる時もあります。
読めていない方が私で、人工知能❓を使ってのことか。読まれているのは私の方ですね・・・
じゃ
^^) _旦~~(お茶)でもどうぞ・・・💕