死次惨死糞
が味噌なんであろうけれど。
パトカーのナンバープレートは、59-03だった
獄霊参(国同盟)
とパトカーはいいたい。
獄礼讃
着任の記者会見では、目標を語った。「県民に信頼される、県民のための警察をめざす」。2年後の離任会見は、自画自賛だった。大きな事件は解決し、交通死亡事故も減少したのだから、「百点満点をつけてよいかと思う」
▼1997年まで神奈川県警トップの本部長を務めた渡辺泉郎(もとお)氏の話である。その言葉に反し、彼は離任後に不正を問われた。県警が組織ぐるみで、警察官の覚醒剤使用をもみ消した事件だった
▼公判では、自らの指示を認めている。「間違った職場愛から、くさいものにふたをする習性が身についてしまった」。執行猶予つきの有罪判決のなかで、裁判官は断じた。「法治国の基盤を危うくするもので、万死に値する」
▼古い事件を思い出したのは、鹿児島県警の前幹部による異例の告発が明らかになったからだ。警察官に嫌疑がかかった事件を「野川明輝本部長が隠蔽(いんぺい)しようとした」という。真偽は不明だ。とうの野川氏は隠蔽を否定しているが、説明に言を尽くしているとは思えない
▼県警は、情報を漏らした疑いで前幹部を逮捕した。告発された側が、告発した側を逮捕している構図である。当事者だけによる捜査で、真実は解明できるのか。不正はない、以上、といった釈明では誰も納得できまい
▼神奈川県警の事件の後、富山県警でも、元本部長が事件のもみ消しで有罪の判決を受けた。「くさいものにふた」の隠蔽は本当になかったか。問われているのは、警察という組織そのものへの信頼である。