徒然なる儘に ・・・ ⑤

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生放送!とことん共産党 2024年6月1日(土)

2024年6月1日(土)

生放送!とことん共産党

能登地震 5カ月たっても瓦礫の山

どう復旧・復興 現地とつなぎ考える

小池書記局長 藤野・鐙・谷川氏ら

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(写真)ユーチューブ番組「とことん共産党」に出演する左から小池晃書記局長、オンライン参加の鐙輪島市議、藤野やすふみ能登半島地震被災者共同支援センター長、朝岡晶子さん=30日、東京都内

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(写真)オンライン出演で地元紙を紹介する鐙史朗党輪島市議=30日

 日本共産党のインターネット番組「生放送!とことん共産党」が30日夜、「能登半島地震 倒壊家屋、瓦礫(がれき)の山…どう復旧・復興をはかるか」と題し放送されました。被災地の石川県輪島市から日本共産党の鐙(あぶみ)史朗党市議が現地の状況を伝え、小池晃書記局長と藤野やすふみ能登半島地震被災者共同支援センター長・前衆院議員と語り合いました。司会は朝岡晶子さんです。

 1月1日、能登半島を最大震度7地震が襲ったとき、輪島市内の自宅に父(84)と要介護の母(83)といた鐙市議はひしめく避難所に避難。自ら被災するなか、避難所はじめ住民の声を聞いてきました。

 小池、藤野両氏は5月の連休中に輪島市で焼失した輪島朝市を訪問。そのときの写真を掲げ、「今はどうなっていますか?」と小池氏が問いかけると「いや、まったく変わってないです」と鐙市議。「市内も公費解体がほとんど進んでいない」と話しました。

遅い国の対応

 小池氏は28日に環境省法務省が建物の所有者全員の同意がなくても公費解体できるよう要件を明確化したことにふれ、「崩れた自分の家を見たくないという声を聞いた。遅すぎだ」と指摘しました。

 鐙市議は「4月以降、2次避難所から仮設住宅に少しずつ移り始めていて、仮設住宅をまわって、住民の声を聞いている」と話しました。防音性能がほとんどなく、隣の音が響いたり、道路に面している部屋ではでこぼこ道を走る車の音がうるさかったり、洗濯物が干せなかったりするという声を紹介しました。

 輪島市内の仮設住宅を回った医師の谷川智行・党衆院東京比例予定候補も電話で出演。「2年後に仮設住宅を出なくちゃならない、公営住宅に入れるか不安だという声が多かった」と話しました。また谷川氏は能登地方の介護施設がほとんど使えなくなったため金沢市で受け入れており、その負担が深刻だと話しました。今後、仮設住宅の入居者が増えると、介護が必要な人も増え、ヘルパー不足も懸念されていると話しました。

異議8000件以上

 「漁港が使えず、漁に出られない」と産業への支援も必要だと話す鐙市議に、小池氏は「輪島朝市組合の人が、出張でお店を出しても海産物はないと嘆いていた」と話しました。

 また「家屋倒壊の危険度判定に異議申し立てをしているのが8000件以上寄せられている。優しい人柄だと言われている能登の人たちが声を上げている」と藤野氏は強調。「被災から5カ月たち、いまだ前を向けない状況だというのは政治の責任。力を注いでやりたい」と力をこめました。

 鐙市議は「門前の仮設で孤独死」と報じた地元紙を紹介し、「仮設住宅やがれきの処理、地元の産業など、立ちはだかる問題解決のためにがんばりたい」と述べました。

 小池氏は「県は自立を強調している。仮設住宅に入ったら支援はなし。これでは次に進めない。共同の力を強めて取り組みたい」と話しました。