徒然なる儘に ・・・ ⑤

心機一転、新たにブログ再開です💕 雑談を書くことも多いですけれど・・・(主に、電子ゲーム・ネタ💕)、残りは【新聞記事】にコメントを入れています💕

<産経抄>立憲民主党抜きでも憲法審査会を開催しよう 2024/3/23 05:00

立憲民主党本部

令和2年の8月初旬のことである。安倍晋三首相(当時)と立憲民主党憲法改正議論に関するやる気のなさについて話していた際、安倍氏は抄子に決意を語った。「次期国会からは相当、強くやる」。そして、立民が憲法審査会に欠席しても審議を進めるということかと問うと、即答した。「そうだ」

▼その後、持病が急激に悪化して安倍氏が退陣したため、この計画は実現しなかった。だが、それから3年半余がたった現在、さぼり癖が目立つ立民抜きでの衆院憲法審開催が再び検討されている。岸田文雄首相が自民党総裁任期中の憲法改正実現を目指すと強調しているのだから、もう立民抜きでよかろう。

▼立民は、自民のパーティー収入不記載事件の説明不足を理由に、21日に予定されていた衆院憲法審幹事懇談会を欠席した。立民議員は、一つの案件しか議論できないのかとあきれる。要は自分たちは憲法改正をしたくないので、何かと理屈をつけて仕事をさぼる口実にしているのだろう。

▼「全く理屈が通らない。憲法審開催を強行していくしかない」。もともと憲法改正に慎重な公明党の重鎮ですら、立民の姿勢にいらだちを隠さない。早期改憲を目指す日本維新の会馬場伸幸代表はさらに辛辣(しんらつ)である。「今までのようなごね得を許してはいけない」

▼野党筆頭幹事である立民の逢坂誠二氏は、自民が求める来週の憲法審開催を「あり得ない」と否定した。だが、あり得ないのは立民の怠業のほうである。国民は「政治とカネ」にだけ関心があるわけではないし、遅々として進まない憲法審に心底うんざりしている。

▼自民が逆風にひるみ、ここで「円満に」と憲法審開催をあきらめたら、よけい評価を下げることになろう。