徒然なる儘に ・・・ ⑤

心機一転、新たにブログ再開です💕 雑談を書くことも多いですけれど・・・(主に、電子ゲーム・ネタ💕)、残りは【新聞記事】にコメントを入れています💕

<産経抄>泣いて馬謖を斬ったのか、それとも。 2024/4/6 05:00

政府与党連絡会議で発言する岸田文雄首相=5日午後、首相官邸(春名中撮影)

自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件を巡って同党は4日、清和政策研究会(安倍派)志帥会二階派の関係議員らを処分した。5日の小紙の関連記事を読んでいて、党重鎮がこう語っていたことが気になった。「(岸田文雄)首相は泣いて馬謖(ばしょく)を斬ればいい」 

▼中国の三国時代、蜀の軍師だった諸葛孔明は配下の武将、馬謖が指揮に背いて魏に大敗した際に、軍法によって泣く泣く馬謖を斬った。その故事を引いた言葉だが、果たして首相は泣いていたのか。それとも目の上のたんこぶを取り除き、内心ほくそ笑んだのか。

安倍晋三元首相が存命中の令和4年5月の安倍派の政治資金パーティーでは、首相は自身が会長を務める宏池会(岸田派)と比べて安倍派の戦闘力の高さを称賛し、「引き続き岸田政権を支えていただくようお願い申し上げます」とへりくだっていた。今やその安倍派は跡形もない。

東京地検特捜部が他地検からも人を集め、100人規模体制で徹底的に捜査した結果、不起訴(嫌疑なし)となった安倍派幹部らを、世論の厳しい目を理由に離党勧告や党員資格停止で排除する。一方で、岸田派の元会計責任者が立件されたにもかかわらず、自身への処分はゼロとはいかに。

▼これには、党紀委員会内からもこんな声が聞こえる。「法的にシロとされた人間をクビにしたようなもの。禍根を残す」。処分が集中した安倍派中堅は言う。「党内はガタガタ。一度下野して出直した方がいいぐらいだ」 

▼中国の戦国時代の思想家、韓非子は国を危うくする君主のやり方の2番目にこんな例を挙げている。

 

 

韓非子の有名な話は?
 
韓非子』の中でもっとも有名な説話は「矛盾」である。 「どんなものでも突き通せない盾」と「どんなものでも突き通してしまう矛」を売る男の話だ。 『韓非子』には、「矛盾」のような説話が多く含まれている。 説話によって論説を展開しているところが、『韓非子』のおもしろい点なのだ。2018/06/30

 

 

 

 

 

「法規をはみ出してその外でかってな裁断をくだすこと」

 

首相は身に覚えがないだろうか。