徒然なる儘に ・・・ ⑤

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<産経抄>「立憲」の看板に偽りはありやなしや 2024/6/8 05:00

立憲民主党蓮舫参院議員(右)の応援演説を行う枝野幸男前代表(中央)=2日午後、東京都千代田区(奥原慎平撮影)

立憲民主党は、法の支配を中核理念とする立憲主義を何と心得ているのか。「立憲」という金看板に偽りはないか。岡田克也幹事長の街頭演説を告知する違法な立て看板計110枚が茨城県守谷市に設置され、市が5、6両日に撤去した問題をはじめ、立民の姿勢にはそんな疑問を覚える。

枝野幸男前代表は2日、東京都内での街頭演説で、都知事選への出馬を表明している蓮舫参院議員について訴えた。「皆さんの力で知事に当選させていただきたい」。6日の参院総務委員会では、無所属の浜田聡氏がこれは公職選挙法が禁じる告示前の「事前運動」に該当すると指摘した。

▼枝野事務所は小紙に対し「街頭演説は、政党の政治活動として実施され、その範囲で行われた」とコメントし、事前運動には当たらないとの認識を示したが、無理がある。「知事に」と呼びかけられて、都知事選の選挙運動だと思わない聴衆が果たしていただろうか。

▼枝野氏には、前回4年前の都知事選をめぐる〝前科〟もある。当時、立民は元日弁連会長の宇都宮健児氏を支援していたが、枝野氏は公選法の規定でもう選挙運動ができない投開票日に、ツイッター(現X)に唐突に出身地の宇都宮餃子(ぎょうざ)の思い出をつづり、「#宇都宮」とハッシュタグをつけ投稿したのである。

▼「誤解とご心配をおかけしていること、恐縮に思うが他意はない」。当時の枝野氏の釈明に、誰が納得しただろうか。選挙戦中、宇都宮氏の支援に走り回る間も、頭の中は餃子でいっぱいだったとでもいうのか。

政治資金パーティー開催禁止法案を国会に提出しておきながら、幹部がパーティーを予定していた件もそうである。有権者を甘く見ていたら、足をすくわれよう。